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能率手帳の流儀 [ 野口晴巳 ]のレビューは!?

30代 男性さん
おすすめです!手帳で夢を叶えるというのが主流の昨今、書くこと・振り返ることで成長につながるという方向で話が進んでいます。 夢も自分を振り返ることで求めるものが見えてきますよね。「大きな目標」は「大きな挫折」につながるともありますが、夢や目標が定められなくとも毎日の達成感を積み重ねていくことで人生が充実します。 たまには一直線ではなく、ご年配の方が書かれた本を考えながら読むのもいいのではないでしょうか。 この本は、能率協会マネジメントセンター代表取締役会長の野口晴巳さんが書いた本です。 1938年生まれと紹介してありますから、もう70歳近い方ということになりますよね。 本の中で能率手帳の紹介をしているのかと言うとそうではありません。手帳を販売する立場であったにもかかわらず、20代・30代は「手帳がまっしろ」だったと語っていました。 そこから、手帳を使っていきどう考え、どうなったかという話が書いてあります。 帯には 「書く」から考える 「振り返る」から未来が見える <成功よりも成長を大切にしたい> といった言葉がありました。 「大きな夢を設定して最短で進む」というものと反対方向に近いですね。一方向に進みがちな考えを中和し、より深い考えに到達するためにも一度読むことをおすすめしたい本です。 刺激的な言葉に触れていると、なにげない言葉が続き見過ごしてしまいそうですが、気付いてみれば含蓄のある話がここにはあります。